【ネタバレ有】ライト層が仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVERを見たー2

「【ネタバレ有】ライト層が仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」を見たの続きです

 

 

映画の主軸となっている「仮面ライダーは虚構の存在」について。

まぁ、現実には居ないからそれは正解ではあるんだけど……

「現実に居る」「現実に居ない」という枠に嵌めるものではないなと。

誰かが覚えていてくれる限り「居る」んだと。

 

桜井侑斗が言っていた

「人が覚えてれば、その時間は存在する」ということ。

この時間のことを覚えてる人間がいれば、これから先の時間は消えないということ。

あれ思い出したね。

あ~~侑斗も出てほしかった…(2回目)

 

話が少し逸れますが、好きだったバンドのメンバーが急逝しまして……

発表見たときはほんと信じられなくて。

新しいバンドを始めた彼の次のライブ行こうよ!次のライブは一か月後の名古屋か!チケットあるかな?なんて話してた矢先だった。

「次」が永遠にないなんて初めてでした。

あれから8年以上経ったけど、未だに「次のライブ行こうよ」って気持ちを引き摺ってる。あと1ヵ月早く気付けたら一度でも逢えたのに。

 8年経っても忘れられないなんてって思ったんだけど、この8年ずっと彼の仲間たちが当時のことを話してくれたり、彼の曲をやってくれたりするんだよね。 

覚えていれば、想いは風化しないんだなって思った。

つい先日、若いバンドマンたちを対象にした「誰に憧れてこの世界に入ったか」っていうアンケートを見た。そこには彼のバンドもあって。ああ、彼に憧れてバンドマンになったんだなって思うと、彼はもう居ないけど、彼が残したものはあるんだなぁ…誰かが忘れてなければ、彼は存在するんだなぁ……と思ったことが、仮面ライダー平成ジェネレーションズForeverに繋がっていました。(やっと話が戻った)

昔好きだった(今でも好きだけど)バンドのメンバーが解散するときに言っていた

「このバンドは解散してしまうけど、曲たちは生き続けるから、これから先もこのバンドの曲たちを愛してあげてほしい」ということ。

何に対しても、ずっと忘れなければ存在し続ける、それが真実なんだなと思いました。

そして好きで居続けた結果、一日復活でそのバンドに逢える日が来たので(メンバー多少変動したけど)、信じていればいつか願いも叶うかもしれないということも大事なことだなと思いました!!!!w

 

仮面ライダーたちは虚構の存在だけど、だけど「記憶の中や日常生活に居る」ことが大事なんだと気付かされた映画でした。だからこそ電王がフューチャーされた映画だったのかな。具現化されることがないフィクションも現実になることを教えてもらったような感じ。

実際には「仮面ライダーは存在しない」ことは理解している。理解しながらも納得して応援して、そこから更に何かを学んでいる。

それこそ特撮から学んだことですよ……!!

 

ちょうど先日始まった「トクサツガガガ」のドラマの中で好きなセリフがある。何話か忘れたけど。

消えていく(んだったか、居なくなるんだったか)エマージェイソンが

「人の記憶は不安定だけど、とても不思議だ。離れていてもふとしたきっかけがあればまた思い出せる。だからきっと、僕らはまた出会える」

というようなことを子どもたちに言った。(ニュアンス)。

忘れてもいい。だけど何かの瞬間また思い出せば、好きだったことを思い出せる。そしてまた出会える。って話がすごい良かったなーーー

 

 

話戻るけど

ところでフータロスの目的は何だったの?見た目4タロスに似てるなって思ったけど。

仮面ライダーが居ない世界=イマジンも居ない世界になるから、それを阻止したかったのかなと思ったんだけど、そもそもなんでタイムジャッカーの目的をフータロスが知っていたのか?

あと「僕の妄想だから、それが終えればすべて戻る」って思ってたアタルだけど、気絶したままの瀕死のけが人を公園の片隅にほっぱって日常生活に戻るってそれはあかんと思ったわ、、、せめて地面から起こしてあげて……

自分がピンチのときに仮面ライダーは助けてくれないと、虚構であることを肯定してしまったシーンは悲しかったな…

みーたんが道路標識で殴るシーンあれかなり好き

 

 

細かいところ気になるところもたくさんあったのだけど、それを差し引いても満足度が高い映画だったなーって感想です。

楽しかったなーもう一回見たいなー